自然に産みたい 5人の子供を自宅出産した記録

自然に産みたい―5人の子供を自宅出産した記録
自然に産みたい―5人の子供を自宅出産した記録

今月のオススメ本は、先月に引き続き、お産の本をもう1冊。
『自然に産みたい 5人の子供を自宅出産した記録;橋本知亜季 著 地湧社』です。

この本も約10年前に出会いました。
『分娩台よ、さようなら』と同じく、助産師の仕事をする上で大きく影響を受けました。

現在のお産事情では、橋本さんのようなお産はナカナカ難しくなってきています。
どうしても病院に管理され、病院の都合に合わせたお産を強いられがちです。

もしもの場合は病院の力を借りることができ、何も異常がなければ自然のまま、何もしないお産ができるといいですね。
そんなお産に寄り添う仕事をずっとしていきたいと思っています。

本の最後にある橋本さんの詩です。
神の業であるお産に立ち合う仕事ができて、本当に幸せだとしみじみ感じます。

母親は、赤ちゃんの魂が彼岸の彼方からこの世界にやってくるためのタイムトンネル。
身体を宇宙の彼方からこの地球上に運ぶための宇宙船。
その役割は、ただの入れ物、ただの環境。
それ以外のなにものでもない。
それだけのただ単純なこと。
あまりに単純だけれど、それゆえにそう簡単なことでもない……。
赤ちゃんは至福の世界からの神のメッセージを伝えてくれる使者。
たった今、この瞬間、この場が至福の世界なのだということを体感させてくれる。言葉や観念を超えてダイレクトに。
これはもう最高にステキな神様のはからい。

国定由美子