① 「ちょっとやばいね。」って言われて、ここで産むことを決めました!(笑)

福中さんたんぽぽ助産院に韓国からの研修生が来られていた時に、当院で出産された方の紹介で韓国語通訳のために来て頂いた方が福中さんでした。

その時、福中さんは妊娠中で、他院での出産を決めていましたが、ご自身のおっぱいに不安を感じていたらしく、通訳のお仕事後に院長の虫明におっぱいを診てもらい、ある一言をきっかけに、他院出産から当院出産に切り替えられました。

病院出産予定から助産院への出産へと切り替えた理由とは、いったい何だったのか?じっくりとお話を伺いました。

いつどんなきっかけで助産院で出産されようと思いましたか?
他の病院で出産するつもりでずっと通っていたのですが、ここ(たんぽぽ助産院)に来る用事があって・・・。
その用事というのは?
韓国の助産師さんが研修でこちらに来られていて、その通訳で、ここに来ました。
通訳のお仕事で来られたんですね。
はい。私自身は、友士を出産する1年前に妊娠して、こちらに1度診察来たことがありました。その妊娠は残念なことになってしまったんですけど・・・。同じ職場の先輩がこちらで産んでいたので、そのご縁で通訳のお話を頂きました。
来られて、通訳のお仕事をされて?
おっぱいマッサージをしているところに入って通訳をしていたんですけど、出産するにあたっておっぱいのことが1番不安だったので、合間にちょっと虫明先生に相談したら、その場で診てくれて「これだったら、ちょっとやばいね。*」って言われて、ここで産もうと決めました。(笑)

※虫明先生より:
福中さんのおっぱいを診せて頂くと、乳首がのっぺらぼうに近く、乳輪部は腫れぼったい状態でした。この様な方の場合、出産2~3日後に拡張期と言って、おっぱいが張ってくる時があります。彼女のようなおっぱいの場合、拡張期になると乳輪部が膨れて固くなってしまうので、赤ちゃんが乳頭をくわえることが出来なくなってしまいます。吸うことができない時は、搾乳をすれば良いのですが、拡張期の場合、搾乳しても、乳腺が腫れているので内膣が細くなってしまい、その上、初乳は非常に粘調なので、スムーズにおっぱいは出てきません。出せなければ、その時点で分泌が下がってしまうか、炎症をおこしやすくなってしまうのです。福中さんのおっぱいは、まさにその典型的なおっぱいの状態だったので、診た瞬間「やばいね」と思い、そのまま伝えたのです。

えっ?その会話だけで?
「退院したら、すぐにでもおいで。」って言われたんですよ。「産んで1週間経って、ここに来てもいいですか?」と聞いたら、「もしかすると、おっぱいがダメになる*かもしれない。」と言われて、産んで2~3日でこっちに来るというのも難しいかなと思って、産んですぐ診てもらいたかったし、母乳で育てたかったので、だったら、もうここで産もうと・・・。

※虫明先生より:
「やばいね」の時の状態になってしまうと、赤ちゃんは哺乳瓶に慣れてしまい、お母さんの乳首を嫌ってきます。また、初乳は甘くない(しょっぱいか苦いか味がない)ので、余計に吸ってくれません。吸ってくれなければ母乳育児のスタートがうまくきれません。母乳育児にするには、出産後1週間がカギになるのです。
じゃぁもう切り替えようと思って?
主人に言って切り替えました。びっくりされましたけど。みんなに。(笑)
病院では、出産の予約をされてたんですよね?
してましたー。(笑)
やはり母乳育児に不安があったということですか?
1番不安がありましたね。
助産院での出産は、不安はありませんでしたか?
不安はありませんでした。
では、出産への不安よりも、出産後の母乳育児の方への不安が大きかったので、それを重要視したということですかね?
そうですね。もし病院で産むことになっても、ここの先生が病院についてきてくれるという話は聞いていたので心配はなかったですね。そんなことにはならないと思っていたので。
やっぱりおっぱいへの不安が大きかったんですね。
すごく大きかったですねー。
元々、たんぽぽ助産院の存在は、いつ知ったのですか?
それはまた別の人で、会社の上司の奥さんから聞きました。 その方は、ここで出産されてないんですけど、横の新センター(ひろば わたぼうし)で子供を遊ばせていて、「ここをもっと早く知っていたら、出産もここでした」っていう話を聞いて興味を持ちました。
その噂話で?
噂話だけで頭にいれて。しばらくして妊娠したので、まず、ここに来ました。
お一人目の時は、残念なことになってしまったとのことですが?
そうなんです。残念なことになった時に、他の病院に救急で行ったんです。
病院の後にこちらに来た時に、病院と対応が全く違ったんです。お腹さすってくれたり、がんばれと声をかけてくれたり・・・とても親身になってくれているのを感じ、すごい涙が出て、あーここいいなぁと思って。
病院との、大きな違いというのは?
機械的じゃないということです。一人ひとりをちゃんと見てくれてるというか・・・。
家族的ですものね。
そうですね。アットホームですねー。
出産だけでなく、おっぱいマッサージもやっているということは、通訳のお仕事の時に知ったんですか?
いいえ、先輩の奥さんがおっぱいマッサージで検索したらここが出てきたそうで、ホームページを見ておっぱいマッサージに来られていて、「もう全然違う。痛い*けど、出が全然違う。」と言われていたので、自分自身も、もし何かあったら、おっぱいマッサージは、ここに来ようと決めてました。

*本当は全然痛くありません。痛い場合は、痛い理由があります。

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虫明先生とお話されて、たんぽぽ助産院での出産を決められたってことですが、他の助産院と比べたりはしなかったのですか?
他のところも知ってはいたのですけど・・・。家の近くにもあったんですよ。出来てすぐの助産院が。でも、病院よりは助産院の方がいいなとは思っていたのですが、近くにある助産院なのか?遠いとこなのか?って思った時に、人を見てというか・・・なんて言ったらいいんだろ?
その近くの助産院も行ってはみられた?
行ってはないです。ネットで調べて、中をのぞいて見ただけで。
たんぽぽ助産院のホームページもご覧頂きました?
今までに見たことはありますが、その時に見たかどうかの記憶はないです。
ということは、やっぱり人からの口コミが重要だったんですかね?判断するうえで。
そうですね。

スタッフ:すごくありがたいです。

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